お使いいただく前に以下の物が揃っているかご確認ください。
唾液採取容器･･1個、スポイト･･1個、滅菌綿棒･･1本、抽出チューブ･･1個、反応カセット･･1個、使用説明書･･1枚

①手を洗い、必要があればアルコールなどで消毒します。
②室内温度(15～30℃)の清潔な部屋で検査を行ってください。
③15分の反応時間を計測するためのタイマーなどを用意してください。

.取り出し
①箱から唾液採取容器・スポイト・滅菌綿棒・抽出チューブ・反応カセットを、清潔で平らなところに取り出し並べます。
②箱の上面にプリセット穴がありますので、抽出チューブを押し込んで立てておいてください。
.採取
唾液または鼻咽頭ぬぐい液を３Aまたは３Bの手順で、採取します。
※鼻咽頭ぬぐい液は唾液と比較して、ウイルスの検出率はまさっています。
※唾液採取はご本人自ら採取することとなります。
※鼻咽頭ぬぐい液採取は、専門家・医療従事者の指導のもとで行ってください。

.唾液採取
①唾液を採取する前に、少なくとも30分間は、飲食、飲み物、飲料水を取らず、チューインガム、タバコを止めて、薬を服用しないでください。
②唾液採取容器を取り出し、1〜1.5mLの透明な唾液を唾液採取容器に吐き出します。
③容器は口に触れてはならず、泡は試料として見なしません。
④唾液が出にくい方、口内が乾燥している方は、頬を指でやさしくマッサージしてください。

.鼻咽頭ぬぐい液採取
①少し上を向いて、滅菌綿棒を2～3cm鼻腔内に挿入したのち、鼻腔底に沿ってゆっくりと綿棒を挿入します。
②抵抗を感じたところ(成人では8～10cm)で止めます。
③その位置で10秒間保持し、鼻汁を浸透させたのち、綿棒を回転させながらゆっくりと取り出します。

.抽出
①採取した試料は、できるだけ速く抽出チューブに入れてください。
②採取が３Aで実施した場合は４Aの手順で、採取が３Bで実施した場合は４Bの手順で、検体を抽出します。

.唾液から抽出
①唾液採取容器から唾液をスポイトで吸引します。唾液の泡は吸わず、液体部分を吸ってください。
②抽出チューブのキャップを外し、スポイトで吸った唾液を抽出チューブの2番目のマークまで8〜10滴(約300μL)
加えます。
③キャップを抽出チューブにしっかりと締めます。
④少なくとも20回抽出チューブを渦巻き状に回転させて、よく混合します。

.鼻咽頭ぬぐい液から抽出
①抽出チューブのキャップを外し、鼻咽頭ぬぐい液を採取した綿棒先端の綿球を抽出チューブに挿入します。綿棒の綿球を抽出チューブの底面と側面に押し付けながら、少なくとも6回綿棒を回転させ、抽出液を作成します。
②綿棒を抽出チューブ中に1分間静置します。
③抽出チューブの側面を押して、試薬を綿棒の綿球に浸します。綿棒の綿球を抽出チューブの側面から強く押して、綿棒から試薬を絞り出すようにして綿棒を引き抜きます。抽出チューブ内に試薬があることを確認します。
④キャップを抽出チューブにしっかりと締めます。
⑤少なくとも6回抽出チューブを渦巻き状に回転させて、よく混合します。
５.開封
①アルミホイルバッグを開封し、中の反応カセットを印字のある面を上面にして、水平な面に置きます。
②有効な検査結果を得るため、反応カセットを取り出しから1時間以内に検査を終了させてください。

.滴下
①抽出チューブを逆さにし、抽出チューブを直立させ、反応カセットの滴下部(S)に試料を5滴、滴下し、タイマーを
開始します。
②滴下後は反応カセットを動かさないでください。

.反応
①色付きの線が出現するのを待ちます。
②使用済みの検査キットの廃棄は、お住まいの市区町村の指導に従って処分してください。
８.判定
①15分後に結果を判定します。20分以上経過した後の出現は判定に使用しないでください。
③陽性は、新型コロナウイルス抗原が検出されたことを示します。
陰性は、新型コロナウイルス抗原が検出されなかったことを示します。
④判定が無効な場合、新しい検査キットで再度検査してください。

※陽性：2本の色つきラインが表示されます。1本の色つきラインはコントロールライン(C)にあり、隣接する別の色つき
ラインはテストライン(T)にある必要があります。
※陰性：コントロールライン(C)に1本の色つきラインが表示されます。テストライン(T)に色つきラインが表示されません。
※無効：コントロールライン(C)が表示されません。コントロールライン(C)が表示されない原因は、検体量が不十分であるか
または本使用説明書以外の使い方をしたかのいずれかと想定されます。